潜在看護師の復帰対策

2004年に全国の約3000病院を対象に実施した調査では、子育て支援として「夜勤免除」「夜勤回数減」を行っている病院は各50%強で、保育所を設置している病院は34%にすぎませんでした。看護師1人の1か月あたりの平均超過勤務時間は14時間44分(05年調査)にのぼっているので、子供を抱える看護師らにとって厳しい職場環境と言えるのではないでしょうか。

潜在看護師らの募集と職場復帰対策はさらに遅れています。
2004年調査では、育児休業取得者の職場復帰支援を特に行っていないとする病院は53%に上りました。

こうした中で、厚生労働省は今年度から潜在看護師の再就職支援のため、研修モデル事業を始めました。都道府県に委託して全国20か所で、最新の医療機器の操作などの研修を行うものです。

今後、高齢化社会の進展で、看護師らの需要はさらに高まることが予想されます。外国からの受け入れだけでなく、潜在看護師の復帰対策の拡充が求められます。

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